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ヒアルロン酸とは?その効果・効能について
ツイート●ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸というのはムコ多糖類の成分で、アミノ酸の一種でもあります。
また人の皮膚や関節などにももともと存在する成分でもあり、
皮膚内部では、細胞と細胞の間を埋め、潤いで満たし、
細胞をつなぎとめる役割も果たしています。
●わずか1グラムで6リットルの水分を保持できる驚異の保水力
そしてそんなヒアルロン酸の特徴といえばなんといってもその優れた保水能力で、
その保水力は、1グラムで何と6リットルもの水分を
保持することができるほどとなっています。
そのために、真皮内に十分にヒアルロン酸が保たれていることによって
乾燥から守られ、健やかなバリア機能が保たれるようになりますし、
また関節内部の関節液にも存在するのですが、潤滑油の役割を果たし、関節の潤いを保ってくれるので、
滑らかな関節の動きや、関節痛の予防といったにもつなげられるようになります。
●美肌効果抜群!保水力を高め、みずみずしい素肌へ
このような優れた保水効果からヒアルロン酸は
美肌にも非常に効果的な成分となっています。
例えば、たっぷりと潤いを与えて、保湿することができるのはちろんですが、
さらにヒアルロン酸という成分は保湿効果を持続させてくれる特徴もありますので、
長時間の保湿が可能となります。
また、長時間保湿し、乾燥しない肌を保ってあげることで、
肌表面のバリア機能も整えられ、
外部刺激に動じない丈夫な素肌へと育てることもできます。
さらには、バリア機能の整った素肌が維持できるというのことは、
キメが整い、しっとりとしていて、見た目にも非常に美しい状態を保つことにもつなげられるんですね。
●低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸、その違いは?
ヒアルロン酸というのは、人の体内に存在する成分であり、
また自然界の多くの動植物にも存在する成分でもあります。
例えば、鶏のとさかにも多く含まれていますし、
他にも豚足や鮫の軟骨、ふかひれなどにも含まれています。
また、これらのいわば“天然のヒアルロン酸”は、
分子量が非常に大きい高分子ヒアルロン酸となっています。<
一方、これらの高分子ヒアルロン酸を人工的に加工し、
分子を小さく、低分子化させたものが低分子ヒアルロン酸です。
通常のヒアルロン酸では、美肌効果や関節の潤いを保つ効果を得る目的で使われる場合、
分子が大きすぎるために十分に浸透させることができず、
しっかりと効果を得ることが難しいともいわれています。
そして低分子ヒアルロン酸のほうが浸透力が優れているために、
近年では化粧品やサプリメントなどに配合されているものも多くなっています。
ただ一方では、高分子ヒアルロン酸のほうが保水力に優れていることもわかっており、保水効果、保湿効果を得るためにはこちらのほうが効果的ともされています。
●低分子と高分子、どちらを選べばいい?
どちらを選べばいいのか迷うところですが、それぞれで長所が異なりますので、
例えば、サプリメントなど服用するタイプのものであれば浸透力に優れた低分子のものを、
また、化粧水やクリームなど、浸透させずに長時間お肌に残り、
保湿してくれることを期待するのであれば、
高分子のものが配合されたものを選ぶといった方法も考えられますね。<
●化粧品のヒアルロン酸の役割とは?
このように優れた美容効果が期待できることから、
化粧品やサプリメントなどにも多くヒアルロン酸は配合されています。
特に化粧品に配合されているヒアルロン酸は、お肌へと浸透させるタイプのものもありますが、その多くは潤いを与える保湿を目的として使われています。
他のあらゆる保湿成分と比較しても、ヒアルロン酸は長時間お肌に残って、
保湿し続けてくれる能力に優れていますので、
お肌を乾燥からしっかりと守り、しっとりとした素肌へ整えて、
また肌内部の水分力を高めることにもつながります。
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