石けんか？洗顔フォームか？｜美容と美肌のためのスキンケア・化粧品館

石けんか？洗顔フォームか？どちらを使えばいい？

洗顔の際には石けんを使えばいいのか、洗顔フォームかを迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

近年では洗顔石けんでも洗顔フォームのように保湿力に優れたものもあり、使いやすいものも増えていますし、

また、それぞれのメリットやデメリットを理解することによって適切に選ぶことができるようになるでしょう。

●洗顔石けんはお肌への優しさが特徴

石けんの場合、固形のものを中心に、洗顔フォームと比較しても成分が非常にシンプルで、 また合成界面活性剤や合成保存料なども無添加のものも多くなっていますので、

お肌に負担をかけずに洗顔をすることができるようになっています。

そして泡切れも非常によく、洗顔料が肌表面に残るといった心配もありません。

ですから、お肌の弱い方や洗顔フォームを使用して刺激を感じたことがあるといった方には洗顔石けんがおすすめでしょう。

●洗顔フォームは使いやすさ、保湿力が特徴

洗顔フォームは、水分がもともと含まれているために石けんと比較しても非常に泡立てやすく、使いやすいという特徴があります。

また、手のひらで泡立てても十分にキメの細かい泡を作ることができますし、泡立てネットを使えばさらに簡単に泡立てることができます。

そして洗浄成分とともに、保湿成分や美容成分が配合されているものも多く、洗いあがりもしっとりとさせ、つっぱり感を緩和させてくれるものも多くなっています。

ですから、洗顔による乾燥を避けたい方や乾燥肌の方にも最適といえるでしょう。

●石けんは乾燥に注意

洗顔石けんは上記のとおり、合成界面活性剤などのお肌への刺激が心配な成分が配合されていませんので、非常に低刺激で、負担をかけることなく洗顔することができるのですが、

その一方で、脱脂力が強いものも多く、時に乾燥を招いてしまうこともあります。

普通肌の方や脂性肌の方が、1日2回の洗顔で適切に使用するのには問題はないのですが、やはり乾燥肌の方は注意が必要でしょう。

ただ近年では、石けんのなかにもお肌への優しさとともに、保湿にも配慮し、天然の保湿成分が配合されたものもありますので、乾燥が気になる方は、そういったものを選ばれるといいでしょう。

●洗顔フォームは配合成分に注意

洗顔フォームは、泡立てが苦手といった方にも非常に使いやすくなっていますし、 また美容成分が配合され、使い心地が非常にマイルドになっているものも多くなっていますので、

乾燥肌の方や、乾燥が気になる季節にも適しているといえるでしょう。

ただ、水分と乳化して作られていること、そして保湿成分も配合されていることから、保存料や合成海面活性などが配合されているものも多く、必然的に配合成分の種類が多くなってしまいます。

ですから、なかには、バリア機能の低下につながる成分が配合されていたり、使用する人によっては刺激を感じる成分が配合されていることもあります。

ただ近年では、低刺激性に配慮し、成分がシンプルで無添加のものも増えていますので、そういったものであれば、敏感肌や乾燥肌の方も安心して使うことができるでしょう。