ニキビの種類と特徴、原因について|美容と美肌のためのスキンケア・化粧品館

ニキビの種類と特徴、原因について

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ニキビと一口にいってみても、それにはいくつかの種類があります。

そしてどのような種類のものがあり、何が原因となっているかを知ることで適切にケアすることができるようになるでしょう。

ニキビ種類女性画像

●白ニキビとは?

白ニキビというのは、「角栓」と呼ばれる、
皮脂と古い角質が混ざり合ってできる塊が毛穴の中に詰まり、
またこの角栓が毛穴を押し広げて、ポツンと盛り上がった状態になっているニキビのことです。

この段階では、まだニキビの初期段階ともいえ、
この白ニキビが悪化し、炎症を起こすと赤ニキビへと発展してしまうこともありますので、
症状がひどくならないように、刺激を与えず、適切にケアしてあげることが必要です。

●黒ニキビとは?

白ニキビの原因となっている角栓が外気に触れて、
酸化し、黒く見えてしまうニキビのことです。

この黒ニキビも初期段階のニキビで、適切にケアをしてあげることで、
比較的早く治すことも可能です。

また、黒ニキビや白ニキビは、ざらつきや見た目が気になり、
指で押し出したり、パックで無理やり取ろうとする方もいるかもしれませんが、

特に、指で無理に押し出そうとすると雑菌が入り込みやすく、
炎症をひどくしてしまう恐れがあり、また肌を傷つけてしまうこともありますので、避けましょう。

毛穴パックについても、刺激が強く、毛穴が余計に広がってしまったり、
そのために皮脂が溜まりやすく、新たなニキビにつながってしまうこともありますので、できれば避けたほうがいいですね。

●赤ニキビとは?

赤ニキビというのは、毛穴の中で「アクネ桿菌」という
常在菌が必要以上に繁殖してしまい、
そのことが刺激となって炎症を起こして、赤く腫れてしまうニキビのことです。

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビが炎症を起こしてできてしまうことがほとんどで、
その炎症がさらにひどくなると、炎症部分が化膿し、黄ニキビへと発展してしまうことがあります。

そうならないためには、とにかく刺激を与えない、優しいケアが必要になります。

また炎症部分にはできるだけ触れない、丁寧に洗顔をして常に清潔にしておくといったことも必要でしょう。

さらに、紫外線が当たることによって皮脂が酸化し、炎症を起こして、
赤ニキビができてしまうこともあります。

そのようなニキビの原因を作らないためにも、日ごろから日焼け止めやUV機能付きのファンデーション、
あるいは日傘などで紫外線を防ぐことも心がけておきましょう。

●黄ニキビとは?

黄ニキビというのは、赤ニキビの炎症がひどくなり、
毛穴の中で化膿し、黄色い膿が溜まってしまうニキビのことです。

このようなニキビは最終段階ともいえる状態で、真皮にまで炎症が達し、
傷ついてしまっている恐れもあります。

そうなってしまうと、ニキビ自体は治ったとしても、色素沈着を起こし、ニキビ跡として赤く残ってしまったり、
凸凹としたクレーターになってしまう恐れもあります。

黄ニキビにまで発展してしまうと治りも遅いですし、跡になって残ってしまったりと非常にやっかいですので、
ニキビの炎症をひどくさせず、この段階にまで発展させないようにすることが大切です。

また、炎症がひどくなってしまった場合には、自己流でケアするのではなく、
皮膚科に相談されるのもいいでしょう。

●ニキビ跡とは?

ニキビの炎症がひどくなることで、皮膚内の真皮にまでダメージが達し、
真皮が傷ついて、ニキビ跡となって残ってしまうことです。

また、肌内部で色素沈着を起こし、炎症を起こしていた部分が赤や茶色く跡となって残ってしまったり、

ニキビの跡がくぼんだ状態になり、凸凹としたクレーターになって残ってしまうこともあります。

このように、真皮の皮膚組織が傷ついた状態にまで達してしまうと、
完全に治すことは難しくなってしまいます。

ですから、ニキビができた段階でそれ以上には悪化させないこと、
また手では決してつぶさないことをしっかりと心がけ、

万が一ニキビ跡になってしまった場合には、刺激を与えないケアはもちろん、
皮膚科で適切に処置してもらうことも必要になるでしょう。


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