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化粧水にはどんな種類がある?
ツイート●保湿化粧水とは?
主に保湿を目的とする化粧水のことです。
保湿成分、例えばコラーゲンやヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸といった成分が配合され、 お肌につけることにより水分を補給し、肌表面をみずみずしく、しっとりとさせることができます。
洗顔後に直接つけるものがほとんどで、洗顔による乾燥を防ぐ効果もあり、
さらには、お肌を柔らかくして、その後につける美容液や乳液、クリームの浸透を良くするといった効果も期待できます。
乾燥する冬場はもちろん、室内の空調などで乾燥する環境におかれることの多い夏場など、一年を通じて使用することができる化粧水となっています。
●美白化粧水とは?
保湿成分に加えて、お肌に透明感を与え白くする成分も配合されている化粧水です。
最もポピュラーな美白成分としては、ビタミンC誘導体やアルブチンなどがあり、これらの成分はメラニン色素に働きかける効果やメラニン色素が生成されるのを抑制するといった効果、シミを予防する効果があります。
他にも、エラグ酸やカモミラETといった成分も、優れた抗酸化効果で美白やシミの予防に効果的とされ、
さらには、プラセンタエキスといった肌の代謝やターンオーバーを高め、メラニンの排出を促して美白につなげることができる成分が配合されているものもあります。
このような美白化粧水は、紫外線の照射が強くなる春先から秋にかけて使用するのが効果的とされています。
●収れん化粧水とは?
引き締め効果のある化粧水のことです。
アルコールが配合されているものが多く、お肌につけることにより皮脂の分泌が抑えられ、毛穴を引き締めることができるようになっています。
他にも酸化亜鉛やクエン酸、乳酸、オドリコソウエキス、セイヨウキズタエキスといった成分が配合されている化粧水もあります。
また、一般的に収れん化粧水は、付けるとひんやりと清涼感があり、さっぱりとした使い心地のものが多くなっています。
そして付けたそばからキメを整える効果、毛穴を引き締める効果がすぐに得られるものが多くなっているのも特徴なのですが、
上記のとおりアルコールが配合されているものが多くなっているために刺激が強かったり、乾燥を進めてしまうという難点もあります。
皮脂や汗の分泌が多くなる夏場などの使用には向いていますが、他の季節での常用は避けるといった工夫が必要かもしれません。
またなかにはアルコールやエタノールに変えて植物エキスが配合されている低刺激性のものも近年では増えているようです。
●ふき取り化粧水とは?
洗顔では落としきることのできない汚れを落とすことができる化粧水です。
コットンに含ませて使用するものがほとんどで、毛穴に詰まった皮脂汚れや古い角質などをコットンを滑らせることによって取り除くことができるようになります。
また、洗顔後のお肌に残った雑菌や水道水のカルキ、洗顔料の成分などを落とすことができるものもあり、
洗顔前や洗顔後に使用するものが多く、なかには洗顔の代わりに使用するものもあります。
成分としてはビタミンCなどが配合され、引き締め効果が高いものも多くなっているのですが、 保湿効果はそれほど期待できないものが一般的で、
ふき取り化粧水で汚れを落とした後は必ず保湿化粧水でしっかりと潤いを与える必要があります。
また、余分な汚れを落とすことでその後の化粧水や美容液の浸透を高めるといった効果もあるでしょう。 ただコットンによる摩擦や使用のしすぎには注意が必要です。
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